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ファクタリング必要書類を194社調査|法人・個人事業主・2社間・3社間の違いも解説

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「ファクタリングって、結局どの書類を揃えればいいの?」——初めて申し込むとき、まずここで立ち止まる方がほとんどです。会社ごとに書類要件がバラバラで、公式サイトを見ても判断に迷います。

結論から言うと、必要なのは本人確認書類・請求書・通帳コピー・決算書(法人)または確定申告書(個人事業主)・基本契約書の「基本5点」です。この5点を手元に揃えておけば、ファクマッチ掲載194社のうち、ほとんどの会社で審査を開始できます

この記事では、編集部が194社を独自調査したデータをもとに、書類別の要求割合・法人/個人事業主の違い・2社間/3社間で変わる要件までまとめました。申込前のチェックリストとしてそのまま使えます。

ファクマッチ編集部が194社の必要書類を調査した独自データ
ファクマッチ編集部が194社の必要書類を調査した独自データ(2026年4月)
小谷良太

194社の公式サイトを1社ずつ確認してみると、本当に会社ごとに要件がバラバラでした。とはいえ「本人確認書類・請求書・通帳コピー」の3点さえ先に揃えておけば、多くの会社で申込の入り口は突破できます。まずはここから動いてみてください。

この記事でわかること

  • ファクタリング申込に必要な基本5点と、それぞれの役割
  • 194社調査でわかった書類別の要求割合ランキング
  • 法人/個人事業主、2社間/3社間で変わる書類要件の違い
  • 請求書1点だけで審査を始められる会社18社(9.9%)
  • 申込前に抜け漏れを防ぐチェックリスト

目次

基本5点と書類の役割

ファクタリング申込に必要な書類は、大きく「本人確認」「売掛債権の確認」「財務状況の確認」の3つの目的に分かれます。各書類がなぜ必要かを理解しておくと、準備がスムーズです。

基本5点の一覧と審査上の目的

書類審査上の目的コピー可否
本人確認書類(運転免許証・パスポート等)代表者の実在・属性確認コピー可(多くの会社)
請求書または発注書売掛債権の実在・金額の確認PDF・コピー可
通帳コピー(直近3〜6ヶ月分)売掛先からの入金実績・資金繰り状況の確認コピー可
決算書(法人)または確定申告書(個人事業主)財務の健全性・債務超過の有無の確認コピー可(原本確認を求める会社あり)
基本契約書(取引先との契約書)売掛債権の発生原因・取引の実在確認コピー可

書類が必要な理由——「審査に必要だから」では不十分

請求書は「売掛債権が実在するか」を確認するために必要です。ファクタリングは債権の売買取引なので、架空の請求書を使った詐取を防ぐ目的があります。

通帳コピーは「売掛先が実際に支払っているか」を確認するためです。過去の入金履歴から、売掛先の支払い能力と取引の継続性をファクタリング会社が判断します。

本人確認書類は「代表者の属性確認」に使います。なりすましや反社会的勢力との取引を防ぐため、金融庁が義務付けている本人確認(犯罪収益移転防止法)の一環です。

コピーでよいか・原本が必要か

多くのファクタリング会社はコピーまたはPDFで対応できます。ただし、商業登記簿謄本・印鑑証明書については原本を求める会社があります。決算書は税理士の押印があるコピーで可とする会社が多いです。事前に担当者に確認すると、二度手間を防げます。


小谷良太

法人か個人事業主かで書類要件が大きく変わる点は、意外と見落とされがち。個人事業主の方は「決算書」ではなく「確定申告書(直近1〜2年分)」を用意すれば大丈夫です。

法人と個人事業主の書類の違い

法人と個人事業主では、必要書類の一部が異なります。最も大きな違いは「財務状況を証明する書類」と「登記・印鑑関連書類」の有無です。

このセクションのポイント

  • 法人は決算書・商業登記簿謄本・印鑑証明書が追加で必要になるケースあり
  • 個人事業主は「決算書」→「確定申告書(直近1〜2年分)」に置き換える
  • 個人事業主対応は194社中107社(55%)——半数以上がOK

ファクマッチ編集部が調査した194社のうち、個人事業主に対応している会社は107社(55%)です(ファクマッチ編集部調べ)。半数以上の会社が個人事業主を受け入れていますが、法人向けとは書類要件が異なります。自分の区分を確認してから準備を始めてください。

法人の場合

法人は、決算書・商業登記簿謄本・印鑑証明書の3点が追加で求められるケースがあります。

書類必須度
本人確認書類(代表者)◎ほぼ全社
請求書または発注書◎ほぼ全社
通帳コピー(直近3〜6ヶ月)○多くの会社
決算書(直近1〜2期分)○多くの会社
商業登記簿謄本△会社による
印鑑証明書△会社による
基本契約書(取引先との)△会社による

個人事業主の場合

個人事業主は決算書の代わりに確定申告書を提出します。商業登記簿謄本・印鑑証明書は原則不要で、法人より求められる書類が少ない傾向があります。

書類必須度
本人確認書類◎ほぼ全社
請求書または発注書◎ほぼ全社
通帳コピー(直近3〜6ヶ月)○多くの会社
確定申告書(直近1〜2年分)○多くの会社
基本契約書(取引先との)△会社による

法人 vs 個人事業主の比較表

書類法人個人事業主
本人確認書類必要必要
請求書必要必要
通帳コピー必要必要
決算書必要不要
確定申告書不要必要
商業登記簿謄本会社による不要
印鑑証明書会社による不要
基本契約書会社による会社による

個人事業主は全体的に必要書類が少なく、法人より審査書類の準備コストが低い傾向があります。

個人事業主の方へ

商業登記簿謄本・印鑑証明書は原則不要です。確定申告書・請求書・通帳コピー・本人確認書類の4点から準備を始めてください。


194社独自調査データ——実際に何を要求される?

「会社によって書類の数が全然違う」とよく言われますが、実際にどの程度の差があるのでしょうか。ファクマッチ編集部では、掲載194社の公式サイトを2026年4月に調査し、書類要求の実態データを集計しました。

独自調査データのポイント

  • 公開情報確認済み181社のうち、請求書の要求は61.9%(最多)
  • 請求書のみ(1点)で審査開始できる会社は18社(9.9%)
  • 印鑑証明書を求める会社は16.6%にとどまる

調査概要

  • 調査対象: ファクマッチ掲載194社
  • 調査方法: 各社公式サイト・サービス紹介ページを個別確認
  • 調査時期: 2026年4月
  • 公開情報確認済み: 181社(残り74社は公式サイトに書類情報の記載なし)

書類別の要求割合ランキング(181社中)

順位書類カテゴリ要求社数割合
1位請求書(発注書・見積書含む)112社61.9%
2位通帳コピー69社38.1%
3位決算書66社36.5%
4位本人確認書類65社35.9%
5位発注書・見積書47社26.0%
6位商業登記簿謄本32社17.7%
7位印鑑証明書30社16.6%
8位確定申告書21社11.6%
9位基本契約書20社11.0%
10位納税証明書14社7.7%
11位成因書類2社1.1%

※ファクマッチ編集部調べ(公開情報確認済み181社、調査時期:2026年4月)

請求書は約3社に2社(61.9%)が要求するのに対し、印鑑証明書を求める会社は約6社に1社(16.6%)にとどまります。公式サイトに書類情報を記載していない会社は「面談・問い合わせ後に案内」するケースが多く、実際の要求書類はさらに多い可能性があります。

注意点

ポイント

書類の「要求割合」が高い順に準備すれば、ほぼどの会社でも審査をスムーズに開始できます。請求書(61.9%)・通帳コピー(38.1%)・決算書(36.5%)・本人確認書類(35.9%)の4点があれば、8割以上の会社の入り口を突破できます。

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「請求書のみ」で対応できる会社は18社

181社のうち、請求書1点のみで審査開始できる会社は18社(9.9%)でした。

  • PMG・JBL・テックペイ・オリックス・昭和リース・トラストゲートウェイ・ファクターズ・シンキコーポレーション・インボイスラビット・ファインディングラボ・MBPay・クイックファクター・west・請求書買取pay・電ふぁく・売掛金pay(JBL)など

これらは主にオンライン完結型・フィンテック系の新興会社です。審査スピードが早い反面、買取金額の上限が低い・手数料がやや高めの傾向があります。

▶ 全255社の書類要求状況を確認する(クリックで展開) 公開情報あり:181社 / 非公開:74社
会社名 公開 情報 書類 数 本人 確認 通帳 コピー 請求書 基本 契約書 発注書 見積書 決算書 確定 申告書 登記 謄本 印鑑 証明書 納税 証明書 成因 書類
ベストペイ 公開 10
西日本ファクター 公開 9
ベストファクター 公開 8
三共サービス 公開 8
chatwork先払い 公開 8
chatwork 先払い 公開 8
ファクタリングノース 公開 8
ファクタープラン 公開 7
エーストラスト 公開 7
BIZパートナー 公開 7
ZIST 公開 7
y's corporation 公開 7
bizパートナー株式会社 公開 7
アクセルファクター 公開 6
MSFJ 公開 6
JPS 公開 6
SMEサポート 公開 6
クレイリッシュ 公開 6
GMOイプシロン 公開 6
Sokula 公開 6
ジャパン・ファイナンシャル・ソリューションズ 公開 6
晶光商事 公開 6
ラインプロフェクト 公開 6
オージェイ 公開 6
ふぁくたりくん 公開 6
PAYTODAY 公開 5
バイオン 公開 5
ファクタリングZERO 公開 5
ANIMO 公開 5
アクリーティブ 公開 5
プロテクト・ワン 公開 5
SBI入金Quick 公開 5
株式会社アバンティア 公開 5
rearth(リアース) 公開 5
ティック 公開 5
シンシア 公開 5
bion 公開 5
rearth 公開 5
factoring zero 公開 5
sbi 入金quick 公開 5
ペイトナー 公開 4
QuQuMo 公開 4
GMO BtoB早払い 公開 4
ソクデル 公開 4
トラペイ 公開 4
Finto 公開 4
財務再生支援センター 公開 4
KISマネジメント 公開 4
買速 公開 4
アクトビズ 公開 4
資金調達Quick 公開 4
カイポケ早期入金 公開 4
スマートファクター 公開 4
progress 公開 4
factoru 公開 4
ネクストスタイル 公開 4
ファクタリング見直し本舗 公開 4
fintoファクタリング 公開 4
easy factor 公開 4
建設pay 公開 4
scメディカル 公開 4
ウィット 公開 4
東京センチュリー 公開 4
メンターキャピタル 公開 3
アウル経済 公開 3
事業資金エージェント 公開 3
アクティブサポート 公開 3
JTC 公開 3
けんせつくん 公開 3
ファクタリング福岡 公開 3
三田証券 公開 3
ファクタリングプロ 公開 3
リンクジャパン 公開 3
トランザクションファイナンス 公開 3
KKTファクタリング 公開 3
CoolPay 公開 3
SHIKIN+ 公開 3
ONFact 公開 3
ファクトバンク 公開 3
電子請求書早払い 公開 3
SOL Support 公開 3
サンクチュアリ 公開 3
株式会社dmc 公開 3
d&mカンパニー 公開 3
tranzax 公開 3
資金調達ペイ 公開 3
facnet 公開 3
トップマネジメント 公開 2
フリーナンス 公開 2
グッドプラス 公開 2
みずほファクター 公開 2
アンカーガーディアン 公開 2
東信商事 公開 2
インボイスPay 公開 2
エーテスキャピタル 公開 2
トップ・マネジメント 公開 2
freenance 公開 2
日本トラスト 公開 2
goodplus 公開 2
アクト・ウィル株式会社 公開 2
土建くん 公開 2
paybridge 公開 2
インボイスpay® 公開 2
浜銀ファイナンス 公開 2
ファクタリングジャパン 公開 2
sfiリーシング 公開 2
ビートレーディング 公開 1
PMG 公開 1
トラストゲートウェイ 公開 1
ファクターズ 公開 1
Airキャッシュ 公開 1
エフケーマネージメント 公開 1
シンキコーポレーション 公開 1
クイックマネジメント 公開 1
テックペイ 公開 1
インボイスラビット 公開 1
JBL 公開 1
ファインディングラボ 公開 1
MBPay 公開 1
クイックファクター 公開 1
west 公開 1
quick 公開 1
請求書買取pay 公開 1
電ふぁく 公開 1
売掛金pay jbl 公開 1
オリックス 公開 1
昭和リース 公開 1
JA三井リース 公開 1
りそな決済サービス 公開 1
株式会社ファクターアソシエイツ 公開 1
ローカルワークスペイメント 公開 1
ファクターアソシエイツ(重複#33) 公開 1
りそな決済サービス株式会社 公開 1
日本プランナー株式会社 公開 1
日本中小企業金融サポート機構 公開 0
株式会社No.1 公開 0
ネクストワン 公開 0
えんナビ 公開 0
ジャパンマネジメント 公開 0
うりかけ堂 公開 0
アルシエ 公開 0
オッティ 公開 0
三菱UFJファクター 公開 0
WHATEVER 公開 0
STS 公開 0
シーエスプランニング 公開 0
ファクタリングゴールド 公開 0
ファクタリングのtry 公開 0
エヌエスパートナーズ 公開 0
ライジングインベストメント 公開 0
ファクティ 公開 0
MKトラスト・マネジメント 公開 0
九州ファクター 公開 0
SMSフィナンシャル 公開 0
ZEROファク 公開 0
セントラルメディエンスペイメンツ 公開 0
FPSメディカル 公開 0
トミンシンパン 公開 0
mkトラスト 公開 0
グローバルサービス(名古屋) 公開 0
ライフ 公開 0
ライジング 公開 0
3s 公開 0
faith 公開 0
next one 公開 0
ライフティ 公開 0
cuc 公開 0
ntt・tcリース 公開 0
otti 公開 0
kサポート 公開 0
s-com 公開 0
グローバルサービス 公開 0
ns partners 公開 0
AGビジネスサポート 公開 0
リコーリース 公開 0
アルプスファイナンスサービス 公開 0
ダンバリコンサルティング 公開 0
喜望大地 公開 0
smfl 公開 0
necキャピタルソリューション 公開 0
ベルシステム 公開 0
OLTA 非公開
ラボル 非公開
みんなのファクタリング 非公開
マネーフォワードアーリーペイメント 非公開
ファクタリング東京 非公開
いーばんく 非公開
terasu 非公開
東京SPCマネジメント 非公開
エビスホールディングス 非公開
THIRD-i 非公開
エルネスト 非公開
ジャパンファクター 非公開
Rise 非公開
ファクター.com 非公開
メドレーフィナンシャルサービス 非公開
NTTファイナンス 非公開
VISTIA 非公開
セイノーフィナンシャル 非公開
太平フィナンシャルサービス 非公開
ファストファクタリング 非公開
レグペイ 非公開
フォーチューンパートナーズ 非公開
資金調達特急便EFC 非公開
創和エンタープライズ 非公開
ビジネスファンド 非公開
SIGソリューション 非公開
BuyFactor 非公開
NextFunding 非公開
エムズクエスト 非公開
福岡銀行アーリーペイメント 非公開
日経フィナンシャルトライ東京 非公開
即日オンラインファクタリング 非公開
善コンフィアンス 非公開
株式会社プロスパーコンサルティング 非公開
セゾンの診療・介護・調剤報酬ファクタリング 非公開
SSKファクタリング 非公開
Saison Invoice 非公開
S-Radikal 非公開
H2 Technology 非公開
グローライズ 非公開
Chatwork先払い(#46) 非公開
Chatwork先払い(#47) 非公開
unity 非公開
一福 非公開
コーセイ 非公開
ワダツミ 非公開
ルシア 非公開
エネイブル 非公開
プラスライン 非公開
f-style 非公開
skサービス 非公開
リプラン 非公開
株式会社アスリード 非公開
labol 非公開
ラグレス 非公開
ハートフルライフ 非公開
ヤマトクレジットファイナンス株式会社 非公開
株式会社メディアプロ 非公開
iサービス 非公開
株式会社メドレーフィナンシャルサービス 非公開
サポートバンク 非公開
healtheeone 非公開
資金調達本舗 非公開
フォーチュンパートナーズ 非公開
ワンバンク請求書買取 非公開
株式会社h2 technology 非公開
財務会計支援機構 非公開
資金調達ダイレクト 非公開
linx japan 非公開
cash now 非公開
メイク・ムーヴ 非公開
即日オンラインファクタリング株式会社 非公開
ラクセルパートナー 非公開
明成エンタープライズ 非公開

※ファクマッチ編集部調べ(調査時期:2026年4月)。公開情報に基づく調査のため、実際の要求書類は変更される場合があります。最新情報は各社へ直接ご確認ください。

書類数が少ない会社を比較したい方は、ファクタリング会社おすすめランキングで書類の少なさ・審査スピードを基準に絞り込めます。


2社間・3社間の4パターン比較マトリクス

ファクタリングには「2社間」と「3社間」の2方式があり、方式によって必要書類が異なります。さらに法人か個人事業主かによっても変わるため、合計4パターンを整理します。

ファクマッチ編集部の調査では、2社間ファクタリングに対応している会社は145社(75%)、3社間は126社(65%)です(ファクマッチ編集部調べ、n=194社)。多くの会社が両方式に対応していますが、書類要件は方式によって変わります。

2社間・3社間の基本的な違い

2社間ファクタリングは、あなたとファクタリング会社の2者間で完結します。売掛先(取引先)への通知・承諾が不要なため、取引先に知られずに資金化できます。書類も少なく、審査スピードが早いのが特徴です。

3社間ファクタリングは、あなた・ファクタリング会社・売掛先(取引先)の3者間で行います。売掛先の同意が必要で、「債権譲渡通知書」や「売掛先の承諾書」が追加で必要です。審査が通りやすく、手数料は2社間より低い傾向があります。

4パターン比較マトリクス

書類法人×2社間法人×3社間個人×2社間個人×3社間
請求書
通帳コピー
本人確認書類
決算書△会社による△会社による
確定申告書△会社による△会社による
商業登記簿謄本△会社による△会社による
印鑑証明書△会社による△会社による
基本契約書(取引先との)△会社による△会社による
債権譲渡通知書○(ファクタリング会社が用意)○(ファクタリング会社が用意)
売掛先の承諾書○(売掛先が署名)○(売掛先が署名)

3社間では「債権譲渡通知書」と「売掛先の承諾書」が必要になります。ファクタリング会社が書式を用意するケースがほとんどですが、売掛先の担当者に署名をもらう工数が発生します。

どちらの方式を選ぶかの基準

優先したいこと推奨方式
取引先に知られたくない2社間
手数料を低く抑えたい3社間
今日中に審査を進めたい2社間
売掛先との関係が良好3社間

書類準備日数と即日入金のコツ

書類の準備に時間がかかりそうと感じている方に向けて、各書類の取得場所・日数と、即日入金を実現するための準備ポイントを整理します。

ファクマッチ編集部の調査では、194社のうち即日入金に対応している会社は51社(36%)です(ファクマッチ編集部調べ)。即日入金を実現するためには、書類をあらかじめ準備しておくことが鍵です。

書類別の取得場所・所要日数

書類取得場所所要日数ポイント
本人確認書類手元にあるもの即日有効期限内かを確認
請求書自社で発行即日PDFデータで可
通帳コピー手元の通帳をスキャン即日直近3〜6ヶ月分を用意
決算書税理士から取得 or 手元保管即日〜数日税理士印がある版が理想
確定申告書手元保管 or 税務署で発受領証明即日(手元分)控えコピーで可
商業登記簿謄本法務局(窓口・郵送・オンライン)窓口:当日 / 郵便:3〜5日 / オンライン:数日発行から3ヶ月以内が目安
印鑑証明書市区町村役場・マイナポータル当日〜翌日マイナンバーカードがあれば即日
基本契約書(取引先との)手元保管即日締結済みのものをコピー

即日入金を実現する3つのコツ

コツ1:書類のPDFをあらかじめ準備する

多くのオンライン型ファクタリング会社はPDF・画像データで受け付けます。申込前に「通帳の写真スキャン」「請求書PDF」「確定申告書の写真」を一つのフォルダにまとめておくと、申込当日にスムーズに提出できます。

コツ2:通帳は「直近6ヶ月以上」を準備する

ファクタリング会社が「直近3ヶ月」と案内していても、審査の段階で「6ヶ月分」まで確認を求めるケースがあります。最初から6ヶ月分を準備すれば、追加提出による審査遅延を防げます。

コツ3:決算書がない場合は「試算表」で代替する

決算期が近い・顧問税理士の対応が遅いなどで決算書が手元にない場合、一部のファクタリング会社では試算表(経理担当者が作成する月次の財務状況表)での代替が可能です。事前に申込先に確認してから準備すると無駄がありません。


書類不備でよくある失敗パターン

書類不備は「審査が止まる」だけでなく、「申込自体がキャンセルになる」リスクもあります。よくある失敗パターンを事前に把握しておけば、資金調達のタイミングを逃さずに済みます。

審査に影響する書類不備トップ3

1位:通帳コピーの期間が不十分

「直近3ヶ月」を提出したところ、「対象の売掛先からの入金履歴が足りない」として追加提出を求められるケースが最も多いです。BtoB取引で入金サイクルが60〜90日の場合、3ヶ月分では入金実績が1〜2回しか確認できません。BtoB取引が中心なら最初から6ヶ月分を準備してください。

2位:決算書の期数が少ない

「直近1期分」のみ提出したところ、「直近2期分が必要」として審査が止まるケースです。特に創業2〜3年の法人は、最新期が赤字の場合に前期比較を求められます。2期分(2年分)を最初から準備しておくと安全です。

3位:通帳コピーの「最新ページ」が含まれていない

通帳の写真を撮るとき、残高が確認できる最新ページを含め忘れるミスです。「期間の記録ページ」と「最新残高ページ」の両方が必要です。

通帳コピーでよくある落とし穴

  • ネットバンクの場合:画面スクリーンショットで可とする会社と、取引明細のPDFエクスポートが必要な会社があります。申込前に確認してください。
  • 複数口座がある場合:売掛先からの入金が入る口座のコピーが必要です。別口座のコピーを提出しても審査の参考にならず、追加提出を求められます。

決算書でよくある落とし穴

  • 設立1期未満の法人:決算書がない場合、一部の会社では設立後の月次試算表で代替できます。対応していない会社もあるため、事前確認が必要です。
  • 個人事業主で確定申告書がない:開業初年度や申告未完了の場合は、対応可否を事前に問い合わせてください。

契約書で確認すべき条項

書類不備とは別に、契約書の内容にもリスクが潜んでいます。申込前に以下の4項目を確認してください。

① 手数料の上限と計算方法

手数料が「買取額の○%」なのか「日割り計算」なのかで、実質負担額が変わります。入金日から請求書の支払期日まで期間が長い場合、日割り計算は割高になります。ファクマッチ編集部の調査では、手数料下限の中央値は2.0%です(ファクマッチ編集部調べ、n=194社)。

② 償還請求権の有無(ウィズリコース vs ノンリコース)

償還請求権(リコース)とは、売掛先が倒産した場合に「ファクタリング会社から買取代金の返還を求められる権利」です。ウィズリコース(償還請求権あり)の場合、売掛先が倒産するとあなたが損失を被ります。ノンリコース(償還請求権なし)の場合、倒産リスクはファクタリング会社が負います。正規のファクタリングはノンリコースが前提ですが、契約書で確認が必要です。ノンリコース対応はファクマッチ掲載194社のうち35社(18%)です(ファクマッチ編集部調べ)。

③ 契約解除条件・違約金条項

「売掛先が支払いを拒否した場合」「請求書の内容に相違があった場合」などの違約金が設定されているケースがあります。金額や発動条件を事前に把握しておいてください。

④ 将来債権への譲渡範囲

「今後発生する同一売掛先への請求書も自動的に譲渡する」という条項が含まれる契約書があります。将来の資金調達の自由度を制約します。一括譲渡条項の範囲を確認し、不明な場合は担当者に説明を求めてください。


申込前チェックリスト

書類の準備が整ったか、申込前に下記のチェックリストで最終確認してください。

法人向けチェックリスト

  • [ ] 代表者の本人確認書類(有効期限内のもの)
  • [ ] 買い取ってもらいたい請求書のPDFまたはコピー
  • [ ] 通帳コピー(直近6ヶ月分・売掛先からの入金が分かる口座)
  • [ ] 決算書(直近2期分)
  • [ ] 取引先との基本契約書または発注書
  • [ ] 商業登記簿謄本(発行から3ヶ月以内・3社間または求められる場合)
  • [ ] 印鑑証明書(3社間または求められる場合)
  • [ ] 請求書に記載された売掛先の会社名・代表者名が契約書と一致していることを確認した

個人事業主向けチェックリスト

  • [ ] 本人確認書類(有効期限内のもの)
  • [ ] 買い取ってもらいたい請求書のPDFまたはコピー
  • [ ] 通帳コピー(直近6ヶ月分)
  • [ ] 確定申告書(直近2年分・控えのコピーで可)
  • [ ] 取引先との基本契約書または発注書
  • [ ] 請求書に記載された売掛先の情報が正確であることを確認した

全項目にチェックが入ったら、申込を開始できます。書類が少なく審査スピードが早い会社を選びたい方は、書類が少ないファクタリング会社ランキングを確認するをご覧ください。


よくある質問

Q. ファクタリングに決算書がない場合はどうすればいいですか?

決算書がない場合でも、設立1期未満の法人であれば月次試算表で代替できる会社があります。個人事業主で確定申告書がない場合(開業初年度等)は、対応可否を申込前に各社へ直接問い合わせてください。決算書不要を明記している会社を選ぶのが最も確実な方法です。

Q. ファクタリングの書類はコピーでよいですか?

多くの会社はコピーまたはPDFで対応しています。ただし、商業登記簿謄本・印鑑証明書については原本を求める会社があります。オンライン完結型の会社はほぼ全社がPDFまたは画像データで受け付けているため、事前に確認してから準備すると効率的です。

Q. 通帳コピーは何ヶ月分を準備すればよいですか?

会社の案内では「直近3ヶ月」が多いですが、実際の審査では6ヶ月分の提出を求められるケースがあります。BtoB取引で入金サイクルが60〜90日の場合は特に、最初から6ヶ月分を準備しておくと追加提出による審査遅延を防げます。

Q. 個人事業主でもファクタリングを使えますか?

ファクマッチ掲載194社のうち107社(55%)が個人事業主に対応しています(ファクマッチ編集部調べ)。必要書類は法人より少なく、確定申告書・請求書・通帳コピー・本人確認書類が基本セットです。商業登記簿謄本・印鑑証明書は原則不要です。

Q. 2社間ファクタリングと3社間ファクタリングで書類はどう違いますか?

2社間は売掛先への通知が不要なため書類が少なく、請求書・通帳・本人確認書類が基本セットです。3社間は「債権譲渡通知書」と「売掛先の承諾書」が追加で必要になります。ただし3社間の書類はファクタリング会社が書式を用意するケースがほとんどです。

Q. ファクタリングの審査で書類不備になりやすいのはどれですか?

最も多い不備は「通帳コピーの期間不足」です。続いて「決算書が1期分しかない」「通帳の最新残高ページが含まれていない」の順です。事前に6ヶ月分の通帳と2期分の決算書を準備しておくと、審査のやり直しを防げます。


まとめ

ファクタリング申込に必要な書類を整理すると、以下の5点が基本セットです。

  1. 本人確認書類——代表者の実在確認
  2. 請求書(発注書)——売掛債権の実在確認
  3. 通帳コピー(直近6ヶ月)——入金実績・資金繰りの確認
  4. 決算書 or 確定申告書——財務健全性の確認
  5. 基本契約書(取引先との)——売掛債権の発生原因確認

ファクマッチ編集部の調査データによると、公開情報確認済み181社のうち請求書のみで対応できる会社が18社(9.9%)あり、書類数が少ない会社ほど審査スピードが早い傾向があります。急ぎの場合は書類が少なくオンライン完結できる会社を選ぶと、当日入金の可能性が高まります。ファクマッチには実際に利用した方からの口コミが423件(平均評価4.46/5.0)集まっているので、会社選びの参考にしてください(ファクマッチ編集部調べ)。

ファクタリング会社おすすめランキングで、審査スピード・手数料・必要書類の少なさを基準に比較できます。


出典・調査概要

独自調査について

  • 調査名: ファクマッチ掲載会社 必要書類実態調査
  • 調査対象: ファクマッチ掲載194社
  • 調査方法: 各社公式サイト・サービス紹介ページを個別確認(公開情報に限る)
  • 公開情報確認済み: 181社
  • 調査時期: 2026年4月

参考公的資料

免責事項

本記事の書類情報・調査データは2026年4月時点の公開情報に基づきます。各社の必要書類・手数料・審査基準は変更される場合があります。申込前に各社へ直接ご確認ください。

注意点

「請求書のみOK」の会社は書類数は少ない反面、買取金額の上限が低め・手数料がやや高めの傾向があります。大型案件はむしろ書類を揃えて条件の良い会社を選ぶ方が、手取り額が大きくなるケースが多いです。

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小谷良太

「請求書・通帳コピー・本人確認書類」の3点だけ先に準備しておけば、多くの会社で申込の1次対応に進めます。残りの書類は、会社が決まってから追加で揃えれば十分間に合います。

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この記事を書いた人

株式会社GoodWeather 代表取締役。2021年創業。事業拡大期に資金繰りの壁に直面し、銀行融資で乗り越えた経験を持つ。その過程で「融資が通らない経営者には、まともな比較情報すらない」と気づく。どの会社が自分に合うのか226社から探すのは現実的じゃない——その課題を解決するためにファクマッチを立ち上げた。

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