
日本プランナーの公式FAQは、ファクタリング手数料の目安をおおよそ3〜8.5%と案内しています。費用が気になる方は、料率と一緒に最終振込額も確かめましょう。
この記事では、公式の料金案内、売掛金120万円を例にした振込額の計算、見積書で見る項目を解説します。初めて利用したい方や他社からの乗り換えを考えている方に向けて、見積もり依頼の文面も紹介しています。
契約前に、実際の振込額が支払いに必要な金額を満たすかを確かめましょう。
手数料の公式目安はおおよそ3〜8.5%

公式ファクタリングFAQは、手数料をおおよそ3〜8.5%とし、契約内容や取引先の状況に応じて変動すると説明しています。公式の申込専用ページ(以下、申込ページ)にも、下限3%、比較表に3〜8.5%の案内があります。
| 公式ページ | 料金の案内 |
|---|---|
| 日本プランナー公式サイトのファクタリングFAQ | おおよそ3〜8.5%。契約内容や取引先の状況に応じて変動 |
| 申込ページ | 手数料3%から。売掛先・債権内容・希望する資金化時期などを確認して見積もり |
| 日本プランナー公式サイトのファクタリング解説 | 同社は契約時の手数料以外を受け取らない旨の説明 |
3%は下限の表示で、全案件に適用される率ではありません。8.5%も「おおよそ」という公式の目安です。すべての契約でこの上限が適用されると決めず、自社の見積額で確かめましょう。
公式解説は、利用者と同社で契約する2社間と、売掛先も契約に参加する3社間の両方を案内しています。方式ごとの確定した料率表は掲載されていません。売掛先に利用を知らせてよいかも伝え、同じ売掛金について希望する方式の見積もりを依頼しましょう。
出典:公式ファクタリングFAQ、申込ページの手数料案内、契約時の手数料についての公式説明(2026年10月28日確認)。
売掛金120万円なら、仮の振込額は109万8,000〜116万4,000円

手数料は売掛金から差し引かれるため、同じ請求書でも料率によって手元に残る額が変わります。額面120万円を全額買い取り、ほかの費用を0円とした仮の計算例です。日本プランナーの実際の見積もりではありません。
| 仮の手数料率 | 手数料額 | 仮の振込額 | 必要額112万円との差 |
|---|---|---|---|
| 3% | 3万6,000円 | 116万4,000円 | 4万4,000円余る |
| 6% | 7万2,000円 | 112万8,000円 | 8,000円余る |
| 8.5% | 10万2,000円 | 109万8,000円 | 2万2,000円不足 |
計算は「買取対象額−手数料−ほかに差し引く費用=振込額」です。必要額が112万円なら、この例の6%では8,000円上回ります。8.5%では2万2,000円足りません。
少しの差額でも支払いに影響するため、最終振込額を見積書に記載してもらいましょう。
なお、申込ページの比較表は調達可能額100万円〜2億円と案内し、フォームは希望調達額100万円以上を対象にしています。売掛金の額面だけでなく、必要な振込額も伝えて申し込みましょう。
出典:申込ページの金額案内・見積もりフォーム(2026年10月28日確認)。計算表は上記の仮定による編集部作成。
見積書は買取対象額・費用・最終振込額をそろえる

見積書には、手数料率だけでなく、計算対象と最終振込額まで記載してもらいましょう。次の項目がそろえば、同じ売掛金の条件で他社と比較できます。
| 見積書で見る項目 | 確かめる内容 |
|---|---|
| 買取対象額 | 請求書の全額か、一部だけか |
| 手数料 | 何円を対象に、何%で計算するか |
| ほかに引かれる費用 | 項目と金額。ない場合は0円と明記されているか |
| 最終振込額 | 自社の口座へ実際に振り込まれる額 |
| 入金予定 | 日付・時刻と、その予定に必要な提出・契約の期限 |
公式の解説には、同社は契約時の手数料以外を受け取らない旨の説明があります。その案内と見積書の内訳が合うかを確かめ、別の費用が載っていれば、契約前に内容を説明してもらいましょう。
経営コンサルティングも依頼する場合は、ファクタリングとは別に支援内容・契約・料金を聞き、依頼する範囲を決めましょう。契約後の送金や不払い時の負担は、信頼性・安全性ページで解説しています。
出典:公式の手数料説明、経営相談についての公式FAQ(2026年10月28日確認)。
同じ請求書と期限で見積もりを取り、必要額が残る会社を選ぶ

手数料を比較する際の要点は、次の3点です。
- おおよそ3〜8.5%は公式の目安で、実際の料率は自社の見積もりで確かめる。
- 料率だけでなく、最終振込額が支払いに必要な金額を満たすかを確かめる。
- 複数社には、同じ請求書・必要額・希望日時・売掛先への通知の希望を伝える。
料率が低くても、買取対象額や着金日が違えば、そのまま比較できません。
見積もりを依頼する文面の例です。
請求書の額面と入金予定日、手元に必要な金額、希望する着金日時をお伝えします。買取対象額、手数料の計算方法、ほかに差し引く費用、最終振込額が分かる見積書をお願いします。経営相談も依頼する場合の契約と料金についても教えてください。
今回の支払いを終えた後は、売却した売掛金の入金をそのまま自社の資金として使えなくなります。金融庁も、高額な手数料で資金繰りがかえって悪化するリスクを注意喚起しています。次の入出金予定も資金繰り表に記入し、継続利用が必要な状態にならないかを考えておきましょう。
ファクタリング会社の比較も使いながら、必要額と期限を満たす見積もりを集め、費用と契約上の義務に納得してから依頼先を決めましょう。
出典:金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」(2026年10月28日確認)。
