NECキャピタルソリューションは東証プライム上場・NEC系の大手総合リース・ファクタリング会社です。3社間ファクタリングに特化しており、売掛金の回収代行も対応しています。
NECキャピタルソリューション株式会社は、東証プライム上場・NEC/SBI新生銀行グループに属する総合金融会社です。ファクタリング(売掛債権の買取)は同社のファイナンス事業の一環として提供されており、大手企業ならではの信用力と安定した体制が特徴です。当サイト編集部では、公式サイトの情報をもとに、同社ファクタリングサービスの実態を調査しました。
この記事でわかること
NECキャピタルソリューション(NECAP)は、1978年に日本電気リースとして設立された総合金融会社です。リース・割賦販売を主力に、ファクタリングや融資など幅広い金融サービスを手がけています。
ファクタリングとは、取引先への売掛金(まだ入金されていない請求済みの代金)をファクタリング会社に売却し、支払期日を待たずに資金化するサービスのこと。NECキャピタルソリューションでは、利用者・取引先・同社の3者間で契約する「3社間ファクタリング」を基本としています※1。
2024年10月にはSBI新生銀行の持分法適用関連会社となり、NECグループの技術力とSBI新生銀行の金融ノウハウを兼ね備えた体制へ移行しました※2。
1. 東証プライム上場企業の信用力
資本金37億9,400万円、従業員639名(単独)、設立から47年超の実績を持つ上場企業です※3。ファクタリング業界では非上場の中小企業が多い中、東証プライム上場という信用力は他社にない強みといえるでしょう。3社間ファクタリングでは取引先への通知が必要ですが、NECの名前による信用があることで取引先の理解を得やすい面もあります。
2. 回収代行サービス付き
NECキャピタルソリューションのファクタリングでは、売掛金の回収業務を同社が代行します※1。利用者は売掛債権を譲渡した後、取引先からの入金管理や督促といった業務から解放されます。経理部門の業務負担を軽減し、コア業務に集中できる点は、法人にとって見逃せないメリットです。
3. 個別・一括の2種類に対応
同社は2種類のファクタリングを取り扱っています※4。
取引規模や目的に応じて柔軟に使い分けられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | NECキャピタルソリューション株式会社 |
| 設立 | 1978年11月 |
| 資本金 | 37億9,400万円※3 |
| 上場 | 東証プライム(証券コード:8793) |
| 主要株主 | SBI新生銀行、日本電気※3 |
| ファクタリング種類 | 個別・一括※4 |
| 契約形態 | 3社間ファクタリング※1 |
| 回収代行 | あり※1 |
| 対象債権 | 売買契約で金額・回収期日が確定した売掛債権※1 |
| 手数料 | 個別見積もり(非公開)※1 |
| 本社 | 東京都港区港南2-15-3 品川インターシティC棟※3 |
「NECキャピタルソリューション ヤバイ」「NECキャピタルソリューション ファクタリング 怪しい」と検索する方がいます。ここではデータに基づいて安全性を検証します。
国税庁法人番号公表サイトでNECキャピタルソリューション株式会社の法人登記情報を確認できます。
ここまでの情報をふまえ、NECキャピタルソリューションのファクタリングが合う人・合わない人を整理します。
公式情報をもとに、NECキャピタルソリューションのファクタリングならではのメリットを5つ紹介します。
ファクタリング業界は参入障壁が低く、中小の非上場企業が多数を占めます。その中で東証プライム上場・資本金37億円超・設立47年超という企業基盤は際立っています※3。
「初めてファクタリングを使う」「信頼できる会社を選びたい」という法人にとって、上場企業のコンプライアンス体制や財務の透明性は重要な判断材料になるはずです。
売掛金の回収業務をNECキャピタルソリューションが代行するため、利用者は入金管理や督促業務から解放されます※1。
特に少人数の経理部門を持つ中小企業では、回収業務のアウトソーシングが人件費削減に直結します。
一般的に、3社間ファクタリングは2社間と比べて手数料が低くなります。取引先への通知と同意があることでファクタリング会社のリスクが下がり、その分コストが抑えられるためです。
3社間のため手数料を抑えやすく、コスト面でのメリットが期待できます。
取引の状況に応じて、個別の売掛債権を買い取る方式と、複数の債権をまとめて一括譲渡する方式を選べます※4。
一括ファクタリングでは複数の売掛先の債権をまとめて処理できるため、多数の取引先を持つ企業ほど事務効率の改善効果が大きくなるでしょう。
ファクタリング専門の独立系会社と異なり、NECキャピタルソリューションはリース・融資・割賦販売なども手がける総合金融会社です※3。
資金調達の手段をファクタリングに限定せず、自社の状況に応じた最適な方法を相談できる点は、専門特化型の会社にはない利点です。
メリットがある一方で、利用前に把握しておくべき注意点もあります。以下の3点は申し込み前に確認しておきましょう。
独立系ファクタリング会社では「最短即日」「最短2時間」といったスピード入金が一般的です。しかしNECキャピタルソリューションは大企業向けの審査体制を取っており、申し込みから入金まで一定の日数がかかります。
「今日中にお金が必要」という緊急の資金需要には向きません。計画的な資金繰り改善の手段として検討するのが適切です。
NECキャピタルソリューションのファクタリングは3社間が基本です※1。利用にあたっては取引先への通知と同意が必要になります。
「取引先にファクタリングの利用を知られたくない」という場合は、2社間ファクタリングに対応した他社を検討する必要があるでしょう。ただしNECグループの看板があるため、取引先への説明がスムーズに進む可能性はあります。
公式サイトに具体的な手数料率や買取可能額の記載がなく、個別見積もり方式です※1。事前に費用感を比較検討したい場合、まず問い合わせて見積もりを取る必要があります。
独立系の会社は「手数料1%〜」「買取額30万円〜」のように条件を公開しているケースが多いため、比較検討のしやすさでは独立系に分があります。
NECキャピタルソリューションと、よく比較される独立系ファクタリング会社3社の違いを整理します。サービスの性質が異なるため、優劣ではなく「自社にどちらが合うか」で判断してください。
| 項目 | NECキャピタルソリューション | ビートレーディング | OLTA | ペイトナー |
|---|---|---|---|---|
| 手数料 | 個別見積もり(非公開)※1 | 2〜12%※5 | 2〜9%※6 | 一律10%※7 |
| 入金スピード | 要相談(即日非対応) | 最短2時間※5 | 最短即日※6 | 最短10分※7 |
| 契約形態 | 3社間※1 | 2社間・3社間※5 | 2社間※6 | 2社間※7 |
| 回収代行 | あり※1 | なし | なし | なし |
| 個人事業主 | 法人中心 | 対応※5 | 対応※6 | 対応(特化)※7 |
| オンライン完結 | 非対応 | 対応※5 | 対応※6 | 対応※7 |
| 上場/企業規模 | 東証プライム上場※3 | 非上場 | 非上場 | 非上場 |
NECキャピタルソリューションが向いている企業
上場企業の信用力を重視し、回収代行も含めてファクタリングを利用したい法人に最適です。3社間で取引先の理解を得られる環境にある企業に向いています。
ビートレーディングが向いている企業
初めてのファクタリングで、対面相談もしたい法人・個人事業主向け。2社間・3社間の両方に対応し、少額から大口まで幅広くカバーしています※5。
OLTAが向いている企業
手数料の上限を9%以内に抑えたい方に適しています。オンライン完結型で手間を最小限にしたい法人向けのサービスです※6。
ペイトナーが向いている企業
フリーランスで少額を最速で資金化したい方向け。最短10分での入金に対応しています※7。
自社の優先事項(スピード・手数料・安心感・回収代行)に応じて、2〜3社に見積もりを依頼して比較するのが賢明です。
necキャピタルソリューションの利用は全4ステップ。来店不要のオンライン完結型で、地方からでも手軽に資金調達できます。
公式サイトのフォームから申し込み。会社名・希望金額・売掛先情報を入力。
通帳コピー(2か月分)と請求書をオンラインでアップロード。来店不要で全国どこからでも手続き可能です。
担当者がヒアリング・審査を実施。手数料率・買取金額の見積もりが提示されます。
見積もりに合意後、電子契約で締結。指定口座に即日振込されます。
necキャピタルソリューションのファクタリングサービスの全仕様を一覧にまとめました。申し込み前の確認にご活用ください。
公式サイトに具体的な手数料率は記載されていません※1。個別見積もり方式のため、売掛先の信用力や取引金額に応じて条件が決まります。一般的に3社間ファクタリングは2社間より手数料が低くなる傾向にあり、具体的な条件は問い合わせて確認しましょう。
公式サイトには個人事業主対応の明示的な記載がありません※1。基本的には法人向けサービスです。個人事業主やフリーランスの場合は、専用のサービスを提供する独立系ファクタリング会社を検討したほうがよいでしょう。
NECキャピタルソリューションのファクタリングでは即日入金は難しいと考えてください。事前審査や3社間での契約手続きが必要で、申し込みから入金まで一定の日数がかかります。急な資金需要には、即日入金に対応した独立系の会社が向いています。
公式サイトには必要書類の詳細な記載がありません※1。具体的な必要書類は問い合わせ時に案内を受ける形式です。売掛債権の存在を証明できる書類(請求書・注文書・契約書等)が基本的に求められると想定されます。
3社間ファクタリングのため、取引先への通知と同意が必要です※1。取引先はファクタリングの利用を知ることになります。ただしNECグループの信用力により、取引先の理解を得やすい面もあります。
個別ファクタリングと一括ファクタリングは、NECグループ以外の売掛金も対象です※4。自社の取引先がNECグループかどうかに関わらず、まずは相談してみるとよいでしょう。
NECキャピタルソリューションは、東証プライム上場・NEC/SBI新生銀行グループという二重の上場グループ傘下という信頼基盤を背景に、「信用力と財務安定性を最優先する中堅〜大企業」向けのファクタリングサービスです。3社間専門のスキームで、取引先企業への信頼性アピールにも機能します。
強みは3点です。第一に、東証プライム上場企業であることはファクタリング業界では希少で、グループ全体の財務基盤と社会的信用が裏付けになります。第二に、NEC/SBI新生銀行グループという二重の上場グループ基盤は、コンプライアンス・情報管理への信頼水準が独立系業者とは一線を画します。第三に、3社間専門の取引スキームで、取引先企業との関係性を正式な形で維持しながら資金調達できます。
一方で、即日入金には対応しておらず、独立系ファクタリング会社のような機動的なスピード対応は期待できません。手数料・買取条件が非公開のため、コスト感の把握には個別見積もりが必須です。
「NEC・SBI新生銀行グループへの信頼感を根拠に3社間ファクタリングを選びたい」「取引先への安心感も含めて大手グループ系を選ぶ理由がある中堅〜大企業」という方に特におすすめです。まずは公式サイトで対応条件と手数料の目安を確認してみてください。