NTT・TCリースは資本金100億円・NTTグループ×東京センチュリー合弁の3社間ファクタリングサービスです。売掛債権ファクタリングに対応し、手数料は個別見積もりとなっています。
「NTT・TCリースはヤバイ」「怪しい」——そんな不安を感じている方に向けて、当サイト編集部が全259社の比較データをもとにNTT・TCリースのファクタリングサービスの実態を調査しました。結論から言えば、NTT・TCリースは資本金100億円を誇るNTTグループと東京センチュリーの合弁会社であり、ファクタリング業界で最も資本基盤が厚い企業の1社です。
この記事でわかること
NTT・TCリース株式会社は、2020年2月にNTT・NTTファイナンス・東京センチュリーの3社による合弁会社として設立されました。NTTファイナンスのリース事業とグローバル事業の一部を吸収分割により継承し、2020年7月から営業を開始しています※1。
ファクタリングとは、企業が保有する売掛金(取引先への請求済みだがまだ入金されていない代金)をファクタリング会社に売却し、支払期日より前に資金化するサービスです。NTT・TCリースでは、利用者・取引先・同社の3者間で契約する「3社間ファクタリング」を提供しています※2。
前身にあたるNTTファイナンスは1985年にNTT民営化後初のグループ会社として設立された歴史があり、40年以上にわたる金融事業のノウハウが受け継がれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | NTT・TCリース株式会社※1 |
| 設立 | 2020年2月21日※1 |
| 資本金 | 100億円※1 |
| 連結売上高 | 3,902億円(2025年3月期)※3 |
| 連結従業員数 | 約1,200名※1 |
| 代表取締役会長 | 廣門 治※1 |
| 代表取締役社長 | 近藤 禎一郎※1 |
| 主要株主 | NTT株式会社、東京センチュリー株式会社、NTTファイナンス株式会社※1 |
| 契約形態 | 3社間ファクタリング※2 |
| 手数料 | 個別見積もり(非公開)※2 |
| 対応サービス | 売掛債権ファクタリング※2 |
| 本社 | 東京都港区港南一丁目2番70号 品川シーズンテラス13階※1 |
| 問い合わせ | 0120-810-110(9:00〜17:00・平日)※2 |
当サイト編集部が調査した全259社のファクタリング会社の中で、NTT・TCリースの資本金100億円は突出した数値です。ファクタリング業界では資本金1,000万円〜5,000万円規模の企業が大半を占めており、100億円を超える企業はNTT・TCリースのみとなっています※4。
連結売上高3,902億円という事業規模も業界トップクラスで、大口の売掛債権にも対応できる財務的な裏付けがあるといえるでしょう。
「NTT・TCリース ヤバイ」と検索する方の多くは、ファクタリング業界自体への不安からこの会社の安全性を確かめたいと考えているでしょう。ここではデータに基づいてNTT・TCリースの信頼性を検証します。
ファクタリング業界は法整備が進行中の分野です。金融庁も「ファクタリング」を装った違法な貸付けへの注意喚起を行っており※6、利用者が慎重になるのは当然のことといえます。特に初めてファクタリングを検討する方は「この会社は安全か?」と不安を感じやすく、「ヤバイ」で検索する行動につながっています。
NTT・TCリースの安全性を裏付けるデータは以下の通りです。
これらのデータを総合すると、NTT・TCリースは「ヤバイ」どころか、ファクタリング業界で最も信用基盤が厚い企業の1つといえます。
信用力は高いものの、以下の点は正直にお伝えしておきます。
これらは「危険」ではなく「サービスの特性」です。自社の状況に合うかどうかを事前に確認することが大切でしょう。
NTT・TCリース株式会社の法人情報は国税庁法人番号公表サイトで確認できます。
データ分析とサービスの特徴を踏まえて、NTT・TCリースが合う人・合わない人を整理します。
計画的な資金繰り改善を重視する中堅〜大企業、NTTグループとすでに取引がある企業、取引先への通知に問題がない企業に特に向いています。
即日入金が必要な方、取引先への通知を避けたい方、個人事業主で条件を事前に比較したい方には他社が適しています。ビートレーディングやアクセルファクターなど2社間対応の会社も合わせてご検討ください。
ファクタリング会社の総合比較はファクタリング会社ランキングもご参照ください。
全259社の比較データとサービス特徴から見えた、NTT・TCリースの4つの強みを紹介します。
NTT・TCリースの資本金100億円は、全259社の中で唯一の100億円超です※4。ファクタリングでは、利用者の売掛債権を買い取る「資金力」が重要になります。資本金が大きいほど大口の債権にも柔軟に対応でき、資金ショートのリスクも低くなるためです。
NTTと東京センチュリーはいずれも東証プライム上場企業です※1。この2社が主要株主である点は、取引先への債権譲渡通知が必要な3社間ファクタリングにおいて大きなアドバンテージになります。「NTTグループの会社です」と説明できることで、取引先の理解を得やすくなるでしょう。
ファクタリングには2社間と3社間の2つの形態があります。3社間は取引先の協力が必要な分、ファクタリング会社にとってのリスクが低く、一般的に手数料は1%〜9%程度です。2社間(10%〜20%程度)と比べると大幅に抑えられます。NTT・TCリースは3社間専門のため、低コストでの資金調達が見込めるでしょう。
前身のNTTファイナンスは1985年にNTT民営化後初のグループ会社として設立され、40年以上にわたる金融事業の実績があります※1。リース・融資・ファクタリングを含む幅広い金融サービスのノウハウが蓄積されており、売掛債権の評価や審査において高い専門性が期待できます。
メリットがある一方で、利用前に知っておくべき注意点もあります。当サイト編集部が正直にお伝えします。
NTT・TCリースのファクタリングは、手数料・買取可能額・入金スピードなどの主要条件が公式サイトで公開されていません※2。全259社のうち手数料を公開している企業は188社あり、事前に条件を比較検討したい方にとっては不便に感じるでしょう。利用を検討する場合は、個別に問い合わせて見積もりを取る必要があります。
3社間ファクタリング専門のため、売掛先への債権譲渡通知と承諾取得が必要です※2。この手続きには通常1週間〜1か月程度かかるため、「今日中に資金が必要」といった緊急の資金ニーズには対応できません。急ぎの場合は、2社間ファクタリングに対応している他社も視野に入れてください。
3社間ファクタリングでは取引先への通知が必須です。「ファクタリングを使っていることを取引先に知られたくない」という方には向いていません。全259社中、2社間ファクタリングに対応している企業は179社(69.1%)あり、秘匿性を重視する場合は2社間対応の会社を選ぶほうが適しています※4。
大手ノンバンク系のファクタリング会社を比較します。いずれも3社間ファクタリングに対応している点が共通です。
| 項目 | NTT・TCリース | NTTファイナンス | リコーリース | 昭和リース |
|---|---|---|---|---|
| 設立 | 2020年※1 | 1985年 | 1976年 | 1969年 |
| 資本金 | 100億円※1 | 非公開 | 約78億円 | 非公開 |
| 手数料 | 非公開※2 | 5%〜 | 非公開 | 非公開 |
| 入金目安 | 要問い合わせ | 1週間〜1か月 | 約2週間 | 要問い合わせ |
| 3社間対応 | あり※2 | あり | あり | あり |
| 2社間対応 | なし | なし | 要確認 | あり |
大手ノンバンク系ファクタリング会社は、いずれも手数料や条件の公開範囲が限定的です。各社に個別見積もりを取り、自社の売掛債権の条件に合った提案を比較することをおすすめします。
NTT・TCリースの最大の差別化ポイントは資本金100億円という財務基盤の厚さです。大口の売掛債権を扱う場合や、長期的な取引関係を築きたい場合には有力な選択肢になるでしょう。
即日入金や2社間対応を重視するなら、ビートレーディング(最短2時間・2社間対応)、アクセルファクター(手数料0.5%〜・最短1時間)、OLTA(クラウドファクタリング・オンライン完結)なども比較候補です。詳しくはファクタリング会社ランキングをご覧ください。
NTT・TCリースの利用は全4ステップ。来店不要のオンライン完結型で、地方からでも手軽に資金調達できます。
公式サイトのフォームから申し込み。会社名・希望金額・売掛先情報を入力。
通帳コピー(2か月分)と請求書をオンラインでアップロード。来店不要で全国どこからでも手続き可能です。
担当者がヒアリング・審査を実施。手数料率・買取金額の見積もりが提示されます。
見積もりに合意後、電子契約で締結。指定口座に即日振込されます。
実際にNTT・TCリースのファクタリングを検討する際に役立つ情報を整理します。
NTT・TCリースとNTTファイナンスは、いずれもNTTグループの金融会社ですが別法人です。NTTファイナンスのリース事業が2020年に分社化してNTT・TCリースとなりました※1。ファクタリングはNTT・TCリース側のサービスとして提供されていますが、NTTファイナンスでも売掛債権ファクタリングを継続しています。問い合わせの際はどちらの会社のサービスか確認するとよいでしょう。
3社間ファクタリングの一般的な流れは以下の通りです。
取引先の協力が必要な分、事前に取引先との関係性を考慮しておくことが大切です。
フリーダイヤル0120-810-110(受付時間: 9:00〜17:00、月〜金曜日、祝日除く)から相談できます※2。
NTT・TCリースのファクタリングサービスの全仕様を一覧にまとめました。申し込み前の確認にご活用ください。
NTT株式会社、東京センチュリー株式会社、NTTファイナンス株式会社の3社が主要株主です。NTTと東京センチュリーの資本業務提携に基づいて2020年に設立された合弁会社です※1。
NTTファイナンスのリース事業とグローバル事業の一部が2020年に分社化してNTT・TCリースとなりました。いずれもNTTグループの金融会社ですが別法人です。ファクタリングは両社で取り扱いがありますが、サービス内容は異なる場合があります※1。
公式サイトには個人事業主の利用可否について明記されていません。3社間ファクタリングの特性上、法人取引が中心と考えられますが、詳しくは0120-810-110まで問い合わせてください※2。
NTT・TCリースは3社間ファクタリング専門のため、即日の資金調達には対応していません。売掛先への通知・承諾が必要なため、通常1週間〜1か月程度の期間を要します※2。
手数料は非公開で、個別見積もりとなっています。3社間ファクタリングの業界相場は1%〜9%程度ですが、実際の手数料は売掛債権の内容や取引先の信用力によって変動します※2。
NTT・TCリースは、東証プライム上場のNTTグループ×東京センチュリーという二重の上場グループ傘下・資本金100億円という業界最高水準の財務基盤を背景に、「大手の信頼性のもとで3社間ファクタリングを活用したい中堅〜大企業」向けの選択肢です。全259社中で資本金100億円超はNTT・TCリースのみという事実が、他に代えがたい信頼の根拠となっています。
強みは3点です。第一に、資本金100億円・連結売上高3,902億円という財務規模はファクタリング専業会社とは桁違いで、大口案件にも対応できる資金力があります。第二に、NTT・東京センチュリーという2社の東証プライム上場企業が主要株主であることは、コンプライアンス・情報管理の信頼水準を裏付けます。第三に、3社間専門のスキームで取引先との正式な形での資金調達が実現でき、40年超の金融事業ノウハウに裏打ちされた審査体制を備えています。
一方で、手数料・買取条件が非公開のため事前比較ができず、3社間専門のため即日入金や秘匿性を優先する場合には不向きです。「今日中に資金が必要」「取引先に知られたくない」という方は、ビートレーディングやアクセルファクターなど2社間対応の会社と比較することをおすすめします。
「NTTグループ×東京センチュリーへの信頼感を根拠に、計画的な資金調達を検討している中堅〜大企業」という方に特におすすめです。他社との比較はファクタリング会社ランキングもご活用ください。まずは公式サイトで対応条件と手数料の目安を確認してみてください。