請求書カード払い by 弥生とは?手数料・審査・使い方を解説

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本ページにはプロモーションが含まれています。手数料率や登録特典は変更される場合があるため、利用前に弥生公式の申請画面と利用規約を確認してください。

請求書カード払い by 弥生株式会社は、取引先から受け取った請求書をVisa・Mastercard・JCBで支払い、弥生が取引先へ銀行振込するサービスです。 利用開始時の手数料は3.5%で、登録初月と翌月は1.5%、1請求あたり最低390円です。手数料には消費税がかかります※1。

財務書類を使う融資審査は前提とされていませんが、登録内容の確認と支払申請ごとの審査はあります。「審査なしで必ず使える」という意味ではありません。

最初に「適用手数料」「カード利用枠」「支払先と証憑の条件」「カード引落日」を確認してください。

なお、「カード決済+ by 弥生株式会社」は売り手がMisocaでカード決済対応の請求書を発行する別サービスです。本稿で扱うのは、買い手が受け取った請求書をカード払いにするサービスです。

申請前に確認する6項目
  • 手数料率と最低手数料
  • Visa・Mastercard・JCBの対象カードか
  • 3Dセキュアを設定済みか
  • 手数料込みの金額が利用枠内か
  • 支払先と証憑が利用条件を満たすか
  • カード引落日に支払えるか

サービス全体を比較したい場合は、請求書カード払いの使い分けを先に確認してください。本稿は請求書カード払い by 弥生株式会社の現行条件に限定します。

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目次

請求書カード払い by 弥生株式会社とは

請求書カード払い by 弥生株式会社は、買い手が取引先から受け取った請求書等をサービスへ登録し、カードで支払うBtoB決済サービスです。弥生が利用者に代わって取引先へ銀行振込を行い、利用者は後日、カード会社へ利用代金を支払います。

取引先がカード加盟店でなくても利用できます。取引先には利用者が指定した名義で振り込まれるため、通常はカード払いサービスを使ったことが伝わりません※1。

買い手が受け取った請求書を登録する

利用者は請求書を受け取った側です。会員登録後、請求書、支払先、振込口座、金額、振込希望日、カード等を登録し、審査に問題がなければ取引先へ振り込まれます。

請求書にカード決済用URLがなくても構いません。銀行振込しか指定されていない請求書を、利用者側の手続きでカード払いへ切り替えられます。

Misocaで請求書を作成していない事業者でも、請求書カード払い by 弥生株式会社は利用できます。

支払いを最大60日後へ移せる場合がある

取引先には指定日に振り込まれ、利用者の実際の支払いはカード引落日になります。弥生公式は、カードの締日と引落日の組み合わせにより、支払いを最大60日後へ繰り延べられる場合があると案内しています※1。

最大60日は一律の猶予期間ではなく、カード決済日・締日・引落日によって変わります。

支払予約を完了した時点でカード決済が発生します。 申請日がカード締日の前か後かで、引落日までの日数が大きく変わるため、カード会員向け明細で日程を確認してください。

ファクタリングとは目的が違う

請求書カード払いは、取引先への支払いをカード引落日まで移す仕組みです。利用者の銀行口座へ運転資金が入るわけではありません。

ファクタリングは、利用者が保有する売掛金を売却し、将来の入金を早める仕組みです。支払いを遅らせたいのか、入金を早めたいのかで選択肢が分かれます。

手数料・登録特典・支払い総額

請求書カード払い by 弥生株式会社の利用開始時の手数料率は3.5%です。利用金額に応じた手数料率優遇プログラムがあり、公式LPは2.5〜3.5%と案内しています※1。

登録初月と翌月末までは登録特典として1.5%が適用されます。1請求あたりの最低支払手数料は390円です。

通常手数料、利用実績による優遇手数料、登録特典は、それぞれ適用条件と期間が異なります。

手数料には消費税がかかる

弥生公式サポートは、サービス利用料を課税対象と案内しています※2。3.5%の手数料だけでなく、手数料にかかる消費税をカード決済額へ含めて計算します。

通常3.5%、消費税率10%として計算すると、目安は次のとおりです。

取引先への支払金額手数料3.5%手数料の消費税カード決済額
10万円3,500円350円10万3,850円
50万円1万7,500円1,750円51万9,250円
100万円3万5,000円3,500円103万8,500円

登録特典1.5%が適用される10万円の支払いなら、手数料1,500円、消費税150円、カード決済額10万1,650円が目安です。

端数処理や実際の適用率は申請画面で確認してください。登録特典期間が終わった後も同じ1.5%で使えるとは限りません。

最低手数料390円

少額請求では、率計算より最低手数料390円が優先されます。登録特典1.5%なら、1万円に対する率計算は150円ですが、最低手数料の対象となります。

手数料へ消費税がかかるため、少額請求では最低手数料の税込総額も確認します。複数請求を支払う場合は、請求ごとに最低手数料が発生する可能性を踏まえ、申請画面の明細を確認してください。

優遇プログラムは過去3か月の利用金額で判定

弥生の手数料率優遇プログラムには、レギュラー、シルバー、ゴールド、VIPの4ステージがあります。過去3か月の平均利用額をもとに年4回判定され、翌月から3か月間、ステージに応じた手数料率が適用されます※3。

広告に表示された最安料率だけで予算を組まず、自社アカウントへ実際に適用される率を確認してください。

利用回数を増やせば必ず費用が下がるとは限りません。支払いを先へ移す必要性、粗利、カード引落日までの入金を先に確認します。

対応カードと利用条件

利用できるブランドはVisa、Mastercard、JCBです。クレジットカードだけでなく、対象ブランドのデビットカードとプリペイドカードも利用できます。American ExpressとDiners Clubは対象外です※4。

クレジットカードだけが繰延べ効果を持つ

デビットカードとプリペイドカードは決済時に残高が減るため、支払いをカード引落日まで先延ばしする効果がありません。

銀行振込作業をカード決済へまとめる目的では候補になりますが、資金繰りの時間を作る目的ならクレジットカードを使う必要があります。

アメックスを使いたい場合は、請求書カード払いをアメックスで回す方法で対応サービスを比較してください。

個人名義のカードも利用できる

弥生公式FAQは、個人名義のカードも利用可能と案内しています※4。個人事業主が事業用の支払いへ使う場合は、私用の支出と混ざらないよう、カード明細と会計処理のルールを決めます。

法人が代表者個人名義のカードを使う場合も、社内の経費精算、立替金、カード利用規約の扱いを確認してください。

また、利用できるのは3Dセキュアに対応し、本人認証の登録が完了しているカードです※5。カード会社の会員ページで設定状況を確認してください。

サービス側の利用上限はない

弥生公式サポートによると、サービス独自の利用金額上限はありません。ただし、実際に使えるのはカードの利用限度額内です※6。

手数料と消費税を含むカード決済額が利用可能枠を超えると決済できません。他の仕入れ、広告費、サブスクリプション等で既に使っている額も含め、利用可能枠を確認します。

審査・必要書類・対象取引

弥生はサービス開始時に「財務審査は不要」と案内しています。これは、銀行融資のように財務諸表や返済能力を審査して資金を貸すサービスではない、という意味です。

一方、利用規約では、申込みを弥生が承諾して契約が成立すること、提出情報等をもとに随時審査し、立替払いを行わない場合があることを定めています※7。

財務審査が不要でも、登録確認と支払申請の審査はあります。

法人と個人事業主が利用できる

国内法人と国内に住所を持つ個人事業主が利用できます。法人は登録時に財務書類の提出を前提としていません。個人事業主は、サービス申込み時に顔写真付き本人確認書類を提出します※1。

登録内容、カード、請求書、支払先、取引内容に問題がある場合、利用できない可能性があります。カード利用枠が残っていることだけで承認は決まりません。

請求書がなくても支払いを証明する書類が必要

請求書に限らず、契約書や領収書など、支払いに必要な情報がわかる証憑でも申請できます※8。

証憑には、請求元が発行したこと、利用者宛であること、取引が確定して商品発送・サービス提供が終わっていることが必要です。支払者名、請求者名、金額、取引内容、振込先金融機関等も確認されます。

見積書だけで未確定の取引、サービス提供前の前払い、利用者と関係のない支払いは、対象外となる可能性があります。

個人事業主宛ては適格請求書発行事業者に限る

現行の利用規約と専用FAQは、適格請求書発行事業者として登録されている個人事業主への支払いに対応しています※7、※9。支払予約時に登録番号の入力が必要です。

個人事業主への支払いでは、国税庁の公表サイトで登録番号と氏名・名称を確認してください。

海外企業や海外口座への支払いには対応していません。国内法人、要件を満たす国内個人事業主、行政機関等という規約上の範囲を確認します。

社会保険料と事業用賃料

法人の社会保険料では、Pay-easy対応の納付書等の条件を満たす場合に利用できます。オフィスなど事業運営に使う賃料も対象となり得ますが、個人宅や社宅の家賃は対象外です※1。

通常の請求書とは必要な証憑や入力項目が異なるため、専用の案内に従ってください。

使い方と振込時期

基本の流れは、会員登録、支払申請、取引先への振込の3段階です。

段階行うこと注意点
1. 会員登録事業者・本人情報等を登録個人事業主は本人確認書類
2. 支払申請証憑、振込先、金額、日付、カードを登録予約完了時にカード決済
3. 審査・振込審査後、指定名義で取引先へ振込最短振込と日付指定で日程が違う

最短振込は当日から3営業日以内

「最短で振込む」を選ぶと、最短当日から3営業日以内に審査が行われ、問題がなければ振り込まれます。審査は原則1営業日以内と案内されていますが、申請内容や混雑で変わります※10。

最短当日を保証された入金日として扱わず、支払期日から余裕を持って申請してください。

振込日指定は3営業日後から60営業日後

日付を指定する場合は、受付可能な3営業日後から60営業日後まで選べます※11。指定日の3営業日前までに支払予約を行います。

支払予約が完了したタイミングでカード決済が発生します。取引先への振込日ではなく、予約完了日がカード締日にどう影響するかを確認してください。

小谷良太

最大60日という数字だけで判断せず、予約完了日、カード締日、引落日、入金予定日を日付で並べてください。実際に資金繰りへ使える日数が見えると、手数料を払う価値も判断しやすくなります。

「カード決済+ by 弥生株式会社」との違い

弥生には名前が似た2つのサービスがあります。役割は反対です※12。

比較項目請求書カード払い by 弥生株式会社カード決済+ by 弥生株式会社
申込者買い手売り手
目的受け取った請求書をカードで払うカードで払える請求書を発行する
Misoca不要必要
手数料負担買い手売り手
お金の流れ弥生から取引先へ振込買い手のカード決済後、売り手へ入金

売り手として顧客へカード決済を用意したいなら「カード決済+」、買い手として自社が受け取った請求書をカードで払いたいなら「請求書カード払い」です。

請求書にMisocaのカード払いボタンが表示されていても、両サービスの契約条件と手数料負担を混同しないでください。

メリットとデメリット

メリット

  • 取引先がカード非対応でも銀行振込できる
  • 支払いをカード引落日まで移せる
  • Visa・Mastercard・JCBに対応
  • 個人名義カードも利用できる
  • 取引先には指定名義で振り込める
  • 個人事業主も利用できる
  • 請求書以外の一定の証憑にも対応

Misocaを契約していなくても使え、請求書を発行した取引先へ決済方法の変更を依頼する必要がない点は利点です。

デメリット

  • 通常3.5%と消費税の負担がある
  • 登録特典は期間限定
  • American ExpressとDiners Clubは対象外
  • カード利用可能枠を消費する
  • 支払申請ごとに審査がある
  • 最大60日はカード日程で変わる
  • カード引落日には支払いが必要

毎月利用すると、当月の新しい請求書と前月のカード引落しが重なる場合があります。短期の入金ずれを調整する用途に合うか、慢性的な赤字を先へ送っているだけかを確認してください。

ファクタリングとの違いと使い分け

比較項目請求書カード払い by 弥生買取型ファクタリング
目的支払いをカード引落日まで移す売掛金の入金を早める
必要なもの支払う証憑、対象カード実在する売掛債権
資金の受取人取引先利用者
費用適用料率2.5〜3.5%等+消費税契約方式・売掛先等で異なる
後日の支払いカード利用代金を支払う2社間では回収金送金が必要な場合がある

支払先への振込を延ばしたいなら弥生、利用者自身の手元資金が必要ならファクタリングです。

ファクタリングの基礎はファクタリングの仕組みと種類、費用はファクタリング手数料の相場、必要書類はファクタリングの必要書類で確認できます。

JCBカード専用サービスの条件は請求書カード払いをJCBで使う方法で解説しています。

よくある質問

Q: 請求書カード払い by 弥生の手数料はいくらですか?

A: 利用開始時は3.5%で、利用状況に応じて2.5〜3.5%の優遇があります。登録初月と翌月は1.5%です。最低手数料は390円で、手数料には消費税がかかります。

Q: どのカードを利用できますか?

A: Visa・Mastercard・JCBのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードです。American ExpressとDiners Clubは対象外です。デビット・プリペイドは即時減算されるため、支払い繰延べにはなりません。

Q: 審査なしで利用できますか?

A: 融資のような財務審査は前提とされていませんが、申込内容の承諾と、証憑等を使った支払申請ごとの審査があります。必ず立替払いが実行されるわけではありません。

Q: 個人事業主も利用できますか?

A: 利用できます。申込み時に顔写真付き本人確認書類が必要です。個人事業主への支払いは、支払先が適格請求書発行事業者であることと登録番号の入力が必要です。

Q: Misocaを利用していなくても使えますか?

A: 使えます。請求書カード払い by 弥生株式会社は買い手向けの独立したサービスです。Misocaが必要なのは、売り手向けの「カード決済+ by 弥生株式会社」です。

Q: 取引先へはいつ振り込まれますか?

A: 最短振込は当日から3営業日以内に審査し、問題がなければ振り込まれます。日付指定は3営業日後から60営業日後までの受付可能日を選べます。

Q: 請求書がなくても利用できますか?

A: 契約書や領収書等でも、請求元、利用者宛、確定済み取引、金額、取引内容、振込先など必要情報を確認できる証憑なら申請できます。

まとめ

請求書カード払い by 弥生株式会社は、受け取った請求書等をVisa・Mastercard・JCBで支払い、弥生が取引先へ振り込む買い手向けサービスです。

利用開始時の手数料は3.5%、登録初月と翌月は1.5%、最低390円で、手数料には消費税がかかります。財務審査不要という案内でも、登録確認と支払申請ごとの審査はあります。

適用手数料、カード利用枠、証憑、支払先、予約完了日、カード引落日を確認し、「カード決済+」と混同せず申し込んでください。

出典

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この記事を書いた人

ファクマッチ編集責任者。ファクタリング会社の公式情報、口コミ、比較データをもとに、事業者が自分の状況に合う資金調達先を選べるよう、記事制作とサイト改善を行っています。

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